「仕事に行きたくない」
そう思う日が増えてきたけれど、「もっと頑張れる」「休むのは申し訳ない」そう思っていませんか。
僕も同じでした。
「もう少し頑張ればきっと楽になる」
「周りのみんなも大変なんだから」
そう思い続けた結果、うつ病を発症し、3度の休職を経験しました。
振り返ると、体や心は何度もSOSを出していました。
この記事では、僕自身が経験した「休職を考えた方がいいサイン」を紹介します。
休職を考えた方がいいサインは必ずある
限界は突然訪れるものではありません。
いくつかの変化があります。
そして、その一つ一つは普段は気にしないような小さなものです。
しかし、それが積み重なって大きなものとなる、あるいは数が増えて限界を迎えます。
僕自身、1度目の休職は「なんとかなる」とがむしゃらに仕事を頑張った結果、気づいたら限界を迎え、長期間休職することになってしまいました。
「1度目の休職は」と言ったのには理由があります。
そこで自分の限界のサインに気づいたからです。
2回目、3回目と休職することになりましたが、1回目と比較すると休職期間は短くなりました。
うつ病は限界を迎えていればいるほど回復期間も伸びる傾向があります。
限界が来る前にサインを知っておくと回復も早まり復帰も早くできるようになります。
このように休職するにはサインがあり回復にとって重要なものです。
私が見逃していた7つのサイン
1.昼食を食べられなくなった
頭では「食べなきゃ」とわかっている。
だけど食欲が湧かないし、喉を通らない。
少し食べただけで気持ちが悪くなる…。
僕は3回休職を経験していますが、3回ともこのサインがありました。
仕事に対して緊張をしていて胃が食べ物を受けつけなかったのです。
こんなサインがあったら要注意です。
2.仕事に行きたくないという日が増えた
これはあなたが弱いからとか甘えているからではありません。
脳が日々のストレスから限界を感じ「職場は危険な場所だ」という信号を出しているからです。
僕は毎日のように思っていましたが頑張って仕事に行っていました。
ところがある日突然ベッドから起き上がれなくなったのです。
このサインを無視しているとそうなりかねません。
リワークというものに通っていましたが、同じ症状を経験したことがある人は多かったです。
(リワークについてはこちら👇)
これは歴とした脳からのストレスサインです。
3.休日でも仕事のことが頭から離れない
休日でも「あの案件はどうしよう」などと仕事のことを考えてしまう方は注意が必要です。
これは休むべき休日でも脳が仕事から離れられず緊張状態にあるために起こります。
緊張状態にあるため疲れが抜けずストレスが蓄積されていき限界を迎えていきます。
僕は休日でも「平日の今の時間ならこんな業務をしているな」とか「この案件は上司にこう報告しよう」といったように常に仕事のことを考えてしまっていました。
結果、脳が休まらず休日でも緊張状態が続いていました。
4.仕事のミスが増える
今まで難なくこなせていた仕事でミスをするようになった。
「〇〇さんがミスするなんて珍しいね」なんて言われた。
これは仕事への集中力が落ちてきたサインです。
1の「昼食を食べられなくなった」と連動することが多いです。
なぜなら昼食をとらないせいで脳にエネルギーが回らず、集中力が落ちるからです。
僕は休職にいたる1週間前、なんでこんな行動したのだろうと自分でも信じられないミスを犯したことを覚えています。
限界を迎えていると脳の思考が麻痺し、普段とらない行動もとってしまうためでしょう。
最近仕事でミスが増えてきたな…。
そんな方は最近の自分を振り返ってみてはいかがでしょうか。
5.夜寝つけない、途中で起きてしまう
これも休職を検討するサインです。
僕自身、寝る前になると明日の仕事のことが頭から離れず中々寝つけませんでした。寝れたとしても深夜1時や2時頃に目覚めてしまう。
寝つけないからとスマホでSNSや動画を見て寝落ちする。その結果、睡眠の質は下がり、朝起きても体や頭が重い…。その状態で仕事へ行き疲弊する…。
休職に至る前はこんな生活をしていました。
今でも睡眠薬を服用していますがこのような途中で起きてしまう中途覚醒は治っていません。
主治医からも産業医からも睡眠がしっかりとれる(朝まで夜通し寝られる)ようになることが先決だと言われています。
それくらい危険なサインです。
6.体重が落ちる
1の「昼食がとれない」と連動しますが短期間に体重が激減してしまうのもサインのひとつです。
僕の場合元々痩せ気味だったのですがさらに痩せてしまっていました。自分では気づけていなかったので体重を計っておらず、何kg痩せたのかお伝えできませんが、当時の写真を見返すと頬は痩け(こけ)表情にも覇気がありませんでした。
周囲から「(痩せすぎて)大丈夫?」とか「疲れてる?」とか言われたら自分を客観視することをお勧めします。
7.楽しかったことが楽しくなくなる
ストレスが溜まると脳の感覚が麻痺するので楽しかった趣味や娯楽を楽しくないと感じるようになります。
僕は休みの日は朝起きてから寝るまで1日中熱中するほどゲームが好きな自称ゲーマーだったのですが、休職前はそれもしなくなっていました。
疲れていたのもあると思いますが単純に楽しくなかったからやりませんでした。
他にもバラエティ番組を見ても面白くないなあと感じたり、最近笑うことが減ったなという人は休職のサインかもしれません。
まだ頑張れるは危険なサインかもしれない
1度目の休職のとき、
「自分はまだ頑張れる」
そう思っていました。
でも実際はそれは体からのSOSだったと休職を3度経験した今なら感じます。
自分はカウンセラーから真面目すぎるほど真面目だと言われました。それは心理検査の結果からも自分でも感じています。
そんな人ほど「限界なんて言葉はない」とか「限界は超えるものだ」とか思っていたりします。
「この程度で疲れてちゃだめだ、もっと頑張らなきゃ」
自分はそう思って無理をした結果、うつ病を患い長期間の休職を経験しました。
この記事を読みにきた方にお伝えしたいです。
「あなたはもう十分頑張っている」
と。
今の自分が当時の自分に声をかけるならそのように言って休息をとるように伝えたいです。
「まだ頑張れる」
少し厳しい言い方ですが、そう思っている方は体が危険なサインを発信していることをわきまえてください。
私がもっと早く休めば良かったと思う理由
それは頑張りすぎていたからです。
異動後の新所属で上司にできる子だと認められたかった。
昇任をして初めてできた部下に負担をかけたくなかった。
業務に慣れてない上司の役に立ちたかった。
詳しくは下記の記事で書いていますが、当時の僕には大きい出来事が重なっていました。
「頑張りすぎなくていい」
もっと早く気づいていればこんな状態にまではならなかったのかなと今でも思います。
同じような経験をしてほしくないので、自分の頑張りを認めて休憩することを厭わないでください。
休職するか迷ったらまずやってほしいこと
1.信頼できる人に相談
パートナーでも上司でも家族でも友人でもいいです。
信頼できる人に今のご自身の状況を話してみてください。
「こんなことが辛い」だけでなく夜寝られてないとかご飯が食べられてないとか、上述したサインも話してみてください。
きっと何かいいアドバイスをくれるはずです。
上司であれば仕事量を減らしてくれたりとあなたの負担を減らしてくれるはずです。それが上司の仕事です。
話さないと周囲の人はあなたがそんな辛い思いをしているのかなんて微塵もわかりません。
僕自身、休職したい旨を伝えたときは3/3回ともびっくりされてます。それくらい周囲はあなたに興味がありません(辛いですが)。
もし話す相手がいなければこの記事にコメントしてくれても大丈夫です。
自分のような人を増やしたくない、または力になりたくてこのような記事を書いています。
一人で抱え込まないでください。
2.有給を取る
まず休みましょう。
僕もそうでしたが有給を使えるのに「使ったら甘えだ」とか「仕事が増える」とか思って休まない方がいます。
仕事をするために生きているという方を止めはしませんが、多くの方は生きるために仕事をしていると思います。
健康に生きていなくては仕事もできません。休んでいいのです。
休んでみてどうしても疲れがとれないという方は他の番号のものを試してみてください。
3.心療内科を予約
最初は怖いかもしれません。
でもお医者さんは必ずあなたの味方をしてくれます。
ただし何も考えずに受診するのはお勧めしません。
上述のサインが出ていればそれをまとめて伝えてください。
話すのが難しければスマホのメモをそのまま見せても大丈夫です。
僕自身、うまく伝えられるか不安な時はそうしています。
自分のことを話そうとすると涙が出てきちゃうんですよね。
またはご家族についてきてもらっても大丈夫です。
心療内科では「もっと頑張りなよ」とか「甘えてんじゃない?」とか言ってくる方はいません。いたら違う病院に行きましょう。
大体の方は親身に話を聞いてくれると思います。
勇気を出して受診してみてください。
「休むこと」は逃げではなかった
最後に休職するか悩んでいる方へお伝えしたいことがあります。
それは、
「職場ではあなたの代わりはいくらでもいる。
でも家族にはあなたしかいない。」
ということです。
妻や両親にも言われはっとした言葉です。
人生70年時代とも言われています。
そのうち休むのはほんの数年です。
無理をして長期で仕事が出来なくなるなら、1度リセットして数年休むのがいいと思います。
僕自身、最近無職になりました。
公務員という安定を捨てざるを得ませんでした。幼い子供がいるのに、です。
そんな僕でも今は休むことを恐れていません。
無給でもしっかり休むことを優先して、リセットしようとしています。
もし同じように悩んでいる方がいるなら、是非無理はしないでください。
あなたという人は1人しかいません。
休職についてもっと詳しく知りたい方はぜひ他の記事もご覧ください👇
それでは。また別の記事でお会いしましょう。





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