【体験談】公務員の復職初日〜1ヶ月目のリアル|勤務形態(ならし勤務)と職場の雰囲気

「復職」予定の方向け

はじめに

「復職が決まったけれど、初日に職場へ行くのが怖くてたまらない…」
「どんな風に仕事を再開するの?」

とお悩みの方向けに、復職をした経験者目線で実際の職場の雰囲気や周囲の対応をお伝えします。

最初は誰も完璧なパフォーマンスを求めていません。

ならし勤務の仕組みと実際の流れを知っておけば、落ち着いて初日を迎えられます。

復職に向けて少しでも背中を押すきっかけになれば幸いです。

復職直後に行われる「ならし勤務(試し出勤)」の仕組み

① ならし勤務の具体的なスケジュール例(時間帯・期間)

最初の数週間は、業務開始〜午前10:00頃までの勤務から始める会社が多いですが、もっと段階を踏むところだと「通勤訓練」いわゆる会社に来て帰るだけと言う形態から始める会社もあります。

その後、業務開始から12:00まで、15:00まで、フルタイム…といった具合で段階的に時間を伸ばしていきます。

僕の場合は試用期間の復職で期間が短かく、最初の1週間は8:30~15:00まで、次の週からフルタイムという感じでしたが、これは例外です。

基本的には2~3ヶ月かけてフルタイム勤務に持っていきます。

② ならし勤務中の「給与や扱い」はどうなる?

結論から言うと「休職」扱いです。

給料も休職中と同じです。つまり減額されたままです。

また交通費なども自費になります。

フルタイム勤務で休職前と同じ業務をしていても扱いは「休職」になります。

そのリハビリ期間が終わって正式に復職となれば元の給与水準に変わります。

※あくまで僕の場合の話です。取り扱いは各自治体や会社によって異なるので、各担当部署にご確認ください。

【実体験】復職初日〜最初の1週間の過ごし方と職場のリアル

① 復職初日の流れと「挨拶」で意識したこと

復職初日、僕は8:30~15:00まで職場、15:00~17:15まで図書館という流れでした。

朝、出勤すると早出の人が1人来ていて、謝る必要あるのかなと思いながら「ご迷惑をおかけしました。またよろしくお願いします。」と社交辞令的に言いました。

その後、課長がいらっしゃったので同様に挨拶し「あんまり無理しないでね。」と言われました。

その後、直属の係長が来て同じく挨拶。

異動があったので、朝礼にて係のみんなの前で改めて自己紹介をしました。

「職場リハビリで1ヶ月間またお世話になります。」

この程度ですぐに済ませました。

挨拶はとても不安で緊張しましたが、事前にシミュレーションしていたのでうまく話せたと思います。

元の部署への復帰だったので「懐かしいな」と感じました。

◻︎初日に持っていったもの
・PCスタンド
・メモ帳
・筆記用具
・カレンダー
・お弁当
・水筒

② 最初に任された仕事内容

最初は何も任されませんでした。

電話も取ってはいけないと上司が同僚に言ってくれたので、周囲の人が全部取ってくれていました。

異動があって分担も変わっていてりしたので、しばらくは状況把握のため過去のメールを見たり、今の係のフォルダを見たりして過ごしていました。

暇ではあったのでExcelの練習に取り組んでいました。

③ 周囲の反応や職場の雰囲気はどうだったか?

異動があったとはいえ、元の職場への復帰だったので雰囲気はあまり変わっていませんでした。

直属の嫌な上司が変わっていたので、少し居心地が良くなっていたくらいです。

周囲も「あぁ、帰ってきたんだな」くらいで、特段気を使われたりとかはなく休職前と変わらない感じでした。

数週間経つ頃には雑談もできるようになっていました。

復職1ヶ月目にかかりやすい「3つの罠」と対策

① 焦りから「早く元通り働こう」としてしまう

「周囲に迷惑をかけた分取り返さなくちゃ」
「早く休職前のようにバリバリ働かなきゃ」

と思う気持ちが出てきて「電話出なきゃかな」など思ったりしていました。

でもその結果、気を張りすぎて帰ってからドッと疲れが出ていました。

焦りは禁物です。ゆっくり慣らしていけばいいと思います。

② 帰宅後の強烈な疲労感とメンタルの落ち込み

「ただ座っていただけなのにぐったりする」のは正常な反応です。

新たな環境に体が順応するには時間がかかります。

ましてやずっと寝ていた状態から働くとなるとかなりの負担になります。

職場では緊張状態が続くので持ち堪えられますが、帰ってから気が抜けると疲れが押し寄せてきます。

そこで「自分は働けない…」と落ち込みがちですが、それは正常な反応です。

家では徹底的に休むことに専念しましょう。

③ 定期的な産業医・人事面談でのフィードバック

1ヶ月目の途中で産業医面談がありました。

現状を伝える面談で、ここでは正直に伝えることが大切です。

無理をしているのに「働けます」と言って復帰しても再度休職になり復帰がより難しくなってしまいます。

僕のように正直に伝えることで退職することになる場合もありますが、それは長期的に見れば長く働くことを目標とする自分にとってプラスになります。

今の現状を正直に伝えることをおすすめします。

ちなみに僕はリハビリ開始3週間目で、眠れない、お昼を食べられないなどの症状が出ました。

これはいきなり負荷を上げすぎた結果だと思っています。

皆さんはもっとゆっくり焦らずにリハビリを進めることをおすすめします。

復職最初の1ヶ月を乗り切るために「やって良かったこと」

① 「今日の目標は出社して無事に帰ることだけ」と割り切る

② 定時退社を徹底し、休日の予定は空けておく

③ 困った時の「SOSを出す相手(産業医・保健師・信頼できる同僚)」を決めておく

まとめ

  • ならし勤務は本当の低負荷からはじめて段階的に負荷を上げていく。
  • 挨拶は事前にシミュレーションしておく。
  • 最初から100点を目指さなくて大丈夫。
  • 産業医面談では正直に話す。
  • 家に帰ったらとにかく休む。

これらを徹底していれば復職に成功できると思います。

1日過ごせただけで大成功です。

そのくらい自分を褒めてあげましょう。

焦らずゆっくりで進むことが肝心です。

復職の成功を祈っています。

※本記事は筆者の実体験に基づく記録です。手当金の支給条件や提出書類の詳細・運用は、各自治体やご自身が加入されている共済組合によって異なる場合があります。正確な最新情報は、所属先の総務担当部署または加入している共済組合の公式サイト(例:地方公務員共済組合連合会(地共連)/ 国家公務員共済組合連合会(KKR))にてご確認ください。

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