【順番を間違えないで】公務員が休職するまでのSTEP5|受診・診断書のもらい方

「休職前」の方向け

はじめに

「もう心身ともに限界だけど、休職するには何から始めればいいの?」
「上司に相談するのが先?病院が先?」

とお悩みの方、結構いるのではないでしょうか。

結論から言うと、

「①受診して診断書をもらう → ②上司へ連絡・面談」

の順番が鉄則です。

この記事では、僕が実際に休職に至った5つのステップを解説します。

【失敗しない】公務員が休職するまでの全体の流れ(STEP5)

STEP1:心療内科・精神科の予約をとる(※ここが最大の難所)

限界を感じたらすぐに電話やネット予約をするべきです。

理由は、初診予約は「1ヶ月待ち」もざらにあるため、1ヶ月先となるとその1ヶ月を限界の状態で耐えなければいけないからです。

できれば下記の記事のような兆候が現れたらすぐに予約をするべきです。

休職したほうがいいサインとは?3度の休職を経験した僕が見逃して後悔した7つの兆候
はじめに「仕事に行きたくない」そう思う日が増えてきたけれど、「もっと頑張れる」「休むのは申し訳ない」そう思っていませんか。僕も同じでした。「もう少し頑張ればきっと楽になる」「周りのみんなも大変なんだから」そう思い続けた結果、うつ病を発症し、…

STEP2:受診して医師に症状を伝え、診断書をもらう

「夜眠れていない」
「仕事に行こうとすると吐き気がする」

など体の不調をスマホのメモなどに書いて全部伝えましょう。

言葉で伝えるのが苦手という人は、紙に書いたメモでも大丈夫です。

僕自身も主治医にメモを渡したことがあります。

それを拒否されることはありませんし、そちらの方が聞きたいことがわかって適切な対処をしてもらえます。

また病院によっては初診で簡易的な検査(アンケート形式)をする場合もあります。

僕が初診の時も「1~5のうちどれかを選んでください」といったアンケートに回答し、その合計点数を元に診断が下されました。

アンケートに答え、症状を伝えたら「診断書の発行」をお願いしましょう。

先生から言ってくれる場合もありますし、こちらから言わなければいけない場合もあります。

この診断書をもとに休職の手続きは進むので、確実にもらうようにしましょう。

ここで休む期間を聞かれることが多いですが、基本的にこちらの意見が尊重されます。

僕は初診の時、「3ヶ月間の休養」と記載していただきましたが、「1ヶ月」と言う方も多い印象です。

休職は診断書を貰えば延長可能なので、最初短くても後で追加で期間を伸ばせば大丈夫です。

ただし、診断書は自費の場合が多いので(僕の場合は4,400円)、今後収入が減ることを考えると何度ももらうのは経済的にも負担になります。できれば3ヶ月くらいでもらうのがおすすめです。

STEP3:直属の上司に「面談」の連絡を入れる

直属の上司に、有給などで休んでいる場合はショートメールなどで「お伝えしたい話がある」とだけ伝えましょう。

出社している場合は、人がいない時を見計らって話してみましょう。

僕の場合は3回休職していますがそれぞれ、

残業時間に上司と2人になった時に話す」
「有給をとって朝電話で話す」
「リモートワークにしてチャットで話す」

というパターンでした。

正解はないので自分の対応しやすいもので大丈夫です。

STEP4:上司(または人事)と面談し、診断書を提出する

率直に「診断書をもらったので休みたい」旨申し出ましょう。

上司も「話がある」と言われれば身構えます。

退職か休職の話をされるんだろうなと勘づいているはずです。

この時間もストレスだと思うので、本題から入ってサクッと終わらせた方が気分的にも楽です。

STEP5:病気休暇(または休職)の開始・引き継ぎ

基本的に診断書があれば「休みなさい」となります。

面談後、そのまま帰宅させられて「あとは郵送で対応します」という流れが一般的です。

もしくは「自分が今抱えている業務だけ引き継ぎを行って帰宅」という流れもあるかもしれません。

とにかくこれで病休(休職)の手続きは完了です。

あとは郵送やメールで送られてくる内容に対応していれば基本的にはOKです。

なぜ「上司への相談」より「病院受診(診断書)」が先なのか?

理由①:診断書がないと上司も制度上動けないから

口頭だけの「辛いです」だけだと、単なる相談や愚痴として流されてしまうリスクがあります。

しかし診断書があれば、医療機関から「休みなさい」と言われているので上司も動かざるを得ません。

また会社の制度上、診断書の提出で病休(休職)の手続きが進むのが一般的です。

それがないと上司も動けないので、診断書の提出が先の方が望ましいです。

理由②:医師の発行した「客観的な証拠」が最強のカードになるから

「ドクターストップがかかっている」という事実があれば、上司も引き止めることはできません。

その証拠が「診断書」です。

客観的な判断になるので、「最強のカード」と言えるでしょう。

理由③:自分の判断ではなく「専門家の判断」にできるから

診断書を貰えば、

「自分が甘えているだけかも…」

という罪悪感を消し、休む正当性を保つことにも繋がります。

「自分だけの判断だけではない」と思えるのも先に診断書をもらう理由の一つです。

【実体験】初診で診断書をもらうための「医師への伝え方」

診察室でうまく話せなくてもOK!「症状メモ」を持っていく

僕の場合、話すことが苦手だった、落ち込んでいて話すどころではなかったので「睡眠時間」「食欲」「職場で起きていること(涙が出る、頭が動かない等)」を箇条書きにしたメモを見せました。

これなら話さなくても正確に症状を伝えられて適切な診断が下され、適切な薬物療法を受けることができます。

うまく伝えられないと「意外と元気そうだな」と判断されて診断書を発行してもらえないこともあります。

メモを持っていくことをお勧めします。

「休職したい」と自分から言っていいの?

結論、大丈夫です。

「仕事に行こうとすると体が動かない」
「休んで治療に専念したい」

と素直に伝えてください。

医師はこちらの意見を尊重してくれます。

「休みたい」といえば診断書を出してくれますし、「頑張れる」といえば薬の処方だけで終わる可能性もあります。

ただここまでお読みいただいた方は十分頑張ってきた方だと思うので、無理はしないで休む選択をとってもらいたいと思います。

まとめ

  • STEP1:心療内科・精神科の予約をとる
  • STEP2:受診して医師に症状を伝え、診断書をもらう
  • STEP3:直属の上司に「面談」の連絡を入れる
  • STEP4:上司(または人事)と面談し、診断書を提出する
  • STEP5:病気休暇(または休職)の開始・引き継ぎ

この流れでいけばスムーズに病休(休職)に入れます。

一番大切なのは「あなたの体と人生」です。

仕事ではあなたの代わりはいますが、家族にとってはあなたはあなたしかいません。

どうか「休む」という選択をとってください。

早い回復を祈っています。

※本記事は筆者の実体験に基づく記録です。手当金の支給条件や提出書類の詳細・運用は、各自治体やご自身が加入されている共済組合によって異なる場合があります。正確な最新情報は、所属先の総務担当部署または加入している共済組合の公式サイト(例:地方公務員共済組合連合会(地共連)国家公務員共済組合連合会(KKR))にてご確認ください。

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