※この記事は僕の経験談です。詳細は各個人、会社によって異なりますのでご自身の会社の人事や総務の方に確認してください。
はじめに|この記事でわかること
・公務員の病気休暇と休職の違い
・公務員の休職の仕方
・公務員の復職の仕方
・休職から復職or転職した経験談
休職制度とは?
厚生労働省では、休職を下記のように定義しています。
「休職」とは、ある従業員について労務に従事させることが不能または不適当な事由が生じた場合に、使用者がその従業員に対し労働契約そのものは維持させながら労務への従事を免除することまたは禁止することである。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/churoi/chyousei_jirei/dl/23.pdf
簡単に言うと、
働けなくなった人を「会社に在籍状態のまま」働かなくて良いと認めること
です。
私が休職するまでの流れ
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

公務員の病気休暇と休職の違い

1.給料
病気休暇・・・10割支給されます。
休 職・・・最初の1年間は8割支給、その後は無給になります。
2.期間
病気休暇・・・90日間(土日含む)
休 職・・・3年間
3.消化順
病気休暇・・・先
休 職・・・後
病気休暇を取得後、そのまま休職に移行します。
実際の手続き
順を追って説明します。
最初は何パターンかあります。
1-1.上司に相談
まずは先に上司に体調が悪いことを相談するパターンです。
相談内容としては下記の記事のようなサインを伝えるといいと思います。

伝える際、心療内科を受診してくることも一緒に伝えるといいと思います。
なぜなら休職には医師の診断書が必要なことが多いからです。
僕は1度目の休職の時、上司に体調が悪いことを伝えつつ心療内科を受診することを伝えました。
そして土曜日に受診し診断書をもらった後、月曜日の朝限界が来て上司に電話し、診断書が出たこと、休みたいことを伝えました。
その日のうちに上司が手続きを確認後、電話が来て今後の対応を伝えられました。具体的には「今残っている仕事の共有」「診断書は後日郵送すること」などです。
おそらく大体がしっかり休むようにと言ってくれるはずです。
というか休ませないと診断書の意味がありません。
(休職の経緯についてはこちら👇)

1-2.心療内科を受診
上司に相談前に心療内科を受診するパターンです。
僕は2度目の休職の時、心療内科で診断書を出してもらってから上司に伝えました。
急でびっくりされましたが限界を迎えていたので仕事のことは考えられませんでした。
「部下に限界が来ていることを気づかなかった上司が悪い!」と思って割り切っていました。会社は組織なので1人抜けたら誰かがその穴を埋めるようにできています。そう思って療養を優先しましょう。
2.人事係や総務係で休職の手続き
ここではあなたは何もしなくて大丈夫です。
会社の担当係の方で人員の補充だったり、給与面での登録を行います。
3.更新手続き
診断書には
「○月△日〜⬜︎月×日まで療養を要する。その間の就労は禁止する」
などと記載されるので、この期間が終わる月に大体職場から更新の確認連絡が来たりします。
そのまま休む場合は主治医に期間が終わる旨伝えて、日付を変えた診断書を再度出してもらい、職場に郵送したら後は会社側で手続きしてくれます。
その期間後や期間内に復職できる場合も医師の診断書が必要です。
ただ復職の場合は会社によってリワークに通ったり、リハビリ期間を要したりするので会社に確認するのがいいと思います。
(リワークについてはこちら👇)

基本的にはこの手続きを繰り返して療養に専念していきます。
なので病気休暇から休職になるのにこちら側で特別な対応は必要ありません。
休職中の過ごし方
こちらの記事を参考にしてください。

復職までの流れ
復職するには休職に入る時よりも少し時間がかかります。
職場によって変わりますが、僕のいた自治体では
①体調の安定
②人事係に連絡
③人事係や上司、保健師、産業医と面談
④リワーク or 図書館通所
⑤職場リハビリ
⑥人事係や上司、保健師、産業医と面談
⑦復職
という流れでした。
①体調の安定
ここが1番重要です。働きたい意欲や抑鬱状態の軽減など自己判断して主治医に相談します。
②人事係に連絡
電話かメールで人事係に連絡します。
僕は上司に人事係のメールアドレスを聞いて連絡しました。
電話でも可能だったのですが緊張しそうだったのでメールにしました。
メールすると今後の手続きについて色々教えてくれます。
③人事係や上司、保健師、産業医と面談
メールだけでは今後の手続きがわかりづらいので面談で直接話します。
職場に行くのでかなり緊張しましたが、今後に対して不安もあったのでそれを払拭する意味でも直接会うのがいいと思いました。
ここでは現在の体調などを共有し復職のプランを一緒に考えます。
会社には産業医と呼ばれる会社専属の医師がいます。
その人とも状況を共有します。この人の意見で復職できるかどうか決まるので準備して臨みましょう。
④リワーク or 図書館通所
民間の心療内科で行われているリワークプログラムに参加するか図書館に通うか面談で話しました。
(リワークについてはこちら👇)

図書館通所は、いち利用者として図書館に通って自習などして過ごすことです。
職場の勤務時間と同様に過ごすので生活リズムの安定を図ります。
期間的には2~3ヶ月と言われています。
僕は対人練習をしたかったのでリワークに参加しました。リワークも同様に2~3ヶ月です。リワークを終わる頃に評価表を発行してもらいます。これはのちの面談で提出します。
⑤職場リハビリ
リワークや図書館通所が終わったら実際に職場に来て本番の練習をします。
最初は「朝からお昼まで」慣れてきたら「フルタイム」でというように段階的に過ごしていきます。まさにリハビリですね。
リハビリ中は休職の扱いになりますので給与等は休職中と同じです。
⑥人事係や上司、保健師、産業医と面談
職場リハビリが終盤に差し掛かると復職できるか再度面談をします。
この時リワークの評価表や主治医からの復職可能の診断書を提出します。
しかし、産業医の意見が最も強いです。
僕は主治医から復職OK出ていましたが、産業医からNGが出たので復職できませんでした。
その場合は再度療養期間に入って①に戻る感じです。
⑦復職
ここまできてやっと復職となります。
転職までの流れ
療養期間中に転職活動をして新しい会社で入社の日付が決まると思います。
その旨を会社に連絡すれば今後の手続きを教えてくれると思います。
僕の場合、入社日の前日つまり退職日に会社へ行って荷物を回収、辞令を受け取って帰ってきました。とても行きたくなかったのを覚えています笑
こちらは特に診断書やリハビリは必要ありません。
なので(転職の状況にもよりますが)いきなりフルタイム出社となります。
体調をまた崩す可能性があるので注意が必要です。
私が感じたメリット・デメリット
メリットとしては期間について90日間は基本給が10割出るので安心して療養できたこと、復職についてはリハビリを通して徐々に準備できたことやリワークで自己理解が進んだことです。
デメリットとしては、8割支給になると意外とカツカツなこと、無給になる不安があること、転職するとリハビリがないので最初はきついことが挙げられます。
休職するか迷っている人へ
こちらの記事を参考にしてください。

最後に
今回は「公務員の休職制度」を解説しました。
公務員の休職制度は民間企業とは異なることが多々あります。
経験者目線で記述しましたので参考になれば幸いです。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
※この記事は僕の経験談です。詳細は各個人、会社によって異なりますのでご自身の会社の人事や総務の方に確認してください。



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