はじめに
「休んでいていいのかな…」
「サボっていると思われないかな….」
休職初期、ベッドの上で天井を見ながらそう思っていました。
「自分の仕事は代わりにあの人がやってるのかな…」
「あの人も忙しいのに申し訳ないな…」
そんな罪悪感に苛まれていました。
でも回復してきた今では、当時のその考えは捨てて休養に専念すべきだったなと後悔しています。
この記事では、休むことがいかに大切か、罪悪感を減らすにはどうしたらいいかを綴っていきます。
いま上記のように思われている方の参考になれば幸いです。
罪悪感が生まれる背景
日本人はよく「働きすぎ」と言われます。
加えて真面目で勤勉な人が多い国民性です。
周囲がそんな人ばかりだと、
「自分も真面目に働かなきゃ」
「やる気がないなんて自分はダメだ」
と思ってしまいがちです。
また、休むのをためらう方も多いです。
有給は立派な休む権利なのに、
「休んだら他の人の負担が増える」
と仕事を優先してしまい、有給を無駄にしてしまう人も少なくありません。
そんな背景から、体調を崩すほど働くことを頑張り過ぎてしまう方が後を断ちません。
ある記事に書いてあった一言
休職中、やることもなく動けない状態が続いていたので無意識にSNSで休職について調べていました。
そんなときふと目にした記事にこんなことが書かれていました。
「今のあなたの仕事は休むことです。」
ハッとしました。
休むことが仕事…。
その発想は僕の中には全くありませんでした。
その記事には、いまあなたが休まないで無理をするとさらに体調が悪化してもっと動けなくなる、つまりもっと長い休職期間を過ごすことになると書かれていました。
そうなったら収入はなくなり、貯金も底をついて生活が困難になってしまう。
そう考えると、罪悪感は減り
「休んでいいんだ」
そう思えるようになりました。
また「休むことが仕事」と考えると、他の方が仕事をしていても、休むことで同じ立場にあると考えられるようになりました。
自分が回復することで会社に復帰しまた貢献できるようになる。
会社にとっても自分の回復がプラスになるということです。
この考え方が非常に重要です。
でもどうしても罪悪感は出てきます。
ただそれが出てきたときは呪文のように「休むのが仕事…」「休むのが仕事…」と唱えていました。
「休むのが仕事」という考え方の中身
「休むのが仕事」と言われても具体的にどんなことをしたらいいの?
と思ったそこのあなたのために、僕が実践していた休み方をお伝えします。
①仕事のことを考えない
無理だよ!と思う方もいるかもしれませんが大丈夫です。
回復してくると、そのうち考えないで済むようになります。
僕の場合、趣味のゲームを楽しめるようになったので熱中してやっていました。
ゲームをやっている間はそれ以外のことは考えることが不可能だったので、皆さんも何か熱中できることをやってみてください。
読書や音楽を聴く、散歩をする、裁縫をする。
そんな些細なことから始めていけば、回復と同時に仕事のことは頭から離れます。
ただし診断書の提出や休職期間の延長など、休職の更新手続きなどはしっかり対応しておきましょう。
そこをおろそかにすると退職になってしまう恐れもあるので注意が必要です。
②食事は3食しっかりとる
食事は3食しっかりとりましょう。
休職初期は食欲がなく食べられないことが多いかもしれません。
でもプロテインなどでもいいので栄養は摂取しておきましょう。
睡眠などの生活リズムを整える上でも大事ですし、休養の第一歩になります。
ただし食べられればなんでもいいというわけではありません。
僕の場合ポテチとアイスばかり食べていたら12kg太ってしまいました。
太るのは簡単ですが痩せるのは労力が要ります。
バランスの良い食事を心がけましょう。
③SNSと距離を置く
現代は情報社会です。知りたくないことまでおすすめに流れてきて知ってしまうような時代です。
SNSで友達が楽しそうに遊んでいる姿を見る、結婚や出産した報告を見る。
それと今の自分を比較して、「自分なんて…」と落ち込む。
SNSを見ていていいことはあまりありません。
距離をとって寝ていた方が精神的にも安定します。
僕はSNSに1日の利用時間(1日15分など)を設けて距離を取っていました。強制的にアプリが落ちるのでダラダラ見てしまう人にはおすすめの方法です。
④日記を書く
その際、今日の体調の点数も書いておくといいです。
後で見返したときに波がありつつも回復に向かっていると実感できるはずです。
僕は寝る前に3行程度の日記をつけて今日はどんな1日だったか振り返っていました。
僕が使っていたのはこちらの日記です。3日坊主の僕でも続けられているのでおすすめです。

同じように悩む人へ
このようなことを実践しても完全に罪悪感が消えるわけではありません。
どうしてもその気持ちが出てきてしまうときはあります。
しかしその気持ちに押し潰されずに「休むのが仕事」と言い聞かせてみてください。
きっと心が楽になるはずです。
どうか自分を責め過ぎないで、休養に専念してください。
焦らず、自分のペースで回復していってくださいね。


