「これから産業医面談があるけど何を聞かれるか不安…」
「なんて答えるのが正解なのかな…」
僕も復職にあたって2回産業医面談を経験しました。
結論は、
「完璧に話そうとしなくて大丈夫。事前準備をしておけば気持ちがすごく楽になる。」
です。
この記事ではこれから産業医面談を受ける方向けに、準備しておいた方がいいことや聞かれたことなどを体験談ベースでお話ししていきます。
産業医面談は誰もが緊張します。
その緊張を少しでもほぐす参考になれば幸いです。
そもそも公務員の産業医面談とは?
僕の場合、復職にあたって実際に職場に行く「職場リハビリ」の前に1回、その後の実際にフルタイムで復職する前に1回、産業医面談を受けました。
産業医面談は「評価される場」ではなく「体調や復職の可能性を医療の視点で確認する場」です。
面接のように根掘り葉掘り聞かれるという心配はありません。
なので気楽に、今の自分の状態を伝えるつもりで臨みましょう。
また人事や上司との面談とは異なり、「大変ですね」と味方になってくれる側面が強いです。
かかりつけの病院で主治医の先生と話す感覚に似ていると思います。
それよりも職場で働いていけそうかという視点が少し強い感じです。
僕の場合、面談の構成は、産業医1人、人事2人(1人の場合もあり)、直属の上司1人、保健師1人でした。
しかし、ほとんど産業医の方と話をするので他の方はいるだけ、情報共有という感じでした。
産業医面談の内容をもとに、別室で今後の対応について人事や直属の上司と話をしました。
産業医面談で実際に聞かれたこと
ここでは僕が実際に聞かれた質問を挙げておきます。
①体調や症状について
・夜の寝つきはどうですか?
・朝の寝起きはどうですか?
・中途覚醒は起きていませんか?
・食事は3食バランスよく食べられていますか?
・気分の波は大きいですか?
・主治医はなんとおっしゃっていますか?
②日常生活の過ごし方について
・外出はできていますか?
・趣味は楽しめていますか?
・散歩などリフレッシュできていますか?
③仕事や職場に対する考え(原因となったストレスへの思い、復職への焦りや不安の有無)
・休職に至った原因は理解していますか?
・その原因に対する対処法は理解していますか?
・復職に対して焦りはありますか?
・復職に対して不安はありますか?
面談前に準備しておくと安心な3つのこと
① 自分の今の状態をメモにして作っておく
上記の質問に対する回答を事前に準備しておくと、当日焦らずに回答できて安心です。
産業医の方もこちらが上手く話せるとは思っていません。
なのでメモを手に持ちながら、見ながら受け答えしても何も思われません。大丈夫です。
② 伝えたいこと・不安なことを出しておく
何も準備しないまま臨むと、焦って思ってもないことを言ってしまいがちです。
産業医面談ではその発言一つで「復職か」「休職延長か」「退職か」などが決まってしまいます。
自分の今の状態と気持ちを伝えるためにも、事前に伝えたいことや不安なことは出しておきましょう。
例えば「電話対応が不安」「いきなり業務に従事するのは不安」などです。
これを伝えることで、「復帰初期は電話対応免除」や「業務負荷の低いことから」などと対応してくれる可能性が高まります。
③ 完璧に答える必要はないと知っておく
うまく喋れなくても、正直に「緊張している」「言葉にならない」と伝えて大丈夫です。
産業医の方もそれを理解した上で面談に臨んでいます。
これを理解しておくだけで少し気が楽になります。
【実体験】面談当日に意識すること
無理に元気を装わず、「ありのままの体調・気持ち」を伝えることが大事です。
「まだ辛い」なら「辛い」、「戻れそう」なら「こういう不安がある」と正直に言うことが最終的に自分のお守りになります。
辛い状態で復帰しても再休職になって同じことを繰り返します。
不安な状態で戻ってもその不安を払拭できず、また体調を崩すことになるかもしれません。
僕の場合は復帰にあたっての産業医面談で正直な気持ちをメモに書いて渡しました。
復帰できなければ退職、そして無職になるとわかっていましたが、
「夜寝られてないこと」「お昼を食べられない日があること」「帰っても疲れてすぐ寝てしまうこと」
などを書いて渡した結果、復職不可と判断され退職になりました。
先生曰く、「今復帰してもまた体調を崩して長引くだけだから一度リセットしてやり直してみた方がいい」という判断でした。
これは僕のことを本気で思って言ってくれたのだと思います。
ここでメモを渡さず、「働けます」と言えば復帰はできたと思います。
でもこの判断で良かったのだと思っています。
このように、正直に伝えることで自分を守ることができます。
まとめ
まとめると、
・完璧に受け答えする必要はない。
・自分の考えをまとめておく。
・自分の気持ちを「正直に」伝える。
この3点が重要です。
産業医面談は自分のこれからを左右する大事な面談です。
緊張する気持ちもわかりますが、事前に準備をしておけば大丈夫です。
いい方向に進むことを祈っています。

